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2022-11-07 09:28:00
【競技別症状コラム№②】学生野球、野球肘、腰痛、野球肩、野球による痛みは仕方がない?!
●緑が丘はり灸治療院では、野球を行ってるの方々のサポートを行っています。
●痛みを隠して、怪我を隠して練習や試合に参加していませんか?
●野球を行っている方の症状は、腰や肩の痛みが多く、他にも全身に出ることもあります。
●では、なぜ野球を行っていると痛みが生じてしまうのか、野球の競技特性を確認してみます。
【野球の競技特性】
●野球の運動強度はポジションやプレースタイルによって変わりますが、幼児期からの少年野球や草野球など、どの年代の方でも行えるスポーツです。最近では女子高校野球が甲子園で大会を締めくくるなど新たな発展が見えます。
●野球ではバットスイングやピッチングでの反復動作、同じ姿勢での長時間の練習などで疲労が溜まりやすいスポーツです。また、体の各関節をかなりひねるスポーツなので、総合的な柔軟性が必要になります。例えば、仕事でデスクワークをしてる方は、肩甲骨の動きが悪くなり、野球を続け、肩に痛みが出てしまうこともあります。
●そのため、痛みの多くは使い過ぎ【オーバーユーズ】が原因と考えられます。その要因として、柔軟性、筋力、使い方が存在しています。
●また、体幹の捻り度合いを利用することでボールを投げたり飛ばすために、上半身と下半身が別々の動きを強いられます(捻転差)。そうなる事で、背中や腰への負担が大きくなるのです。
→《 腰への直接的な負荷 》
●負担が続くと筋肉の回復が遅れ、疲労物質が抜けきれない状態となります。
●その為、背中や腰周りの疲労から、骨盤周りの筋肉が不安定になってしまいます。その姿勢でスイングを行うと、下半身の疲労が溜まりやすくなり、股関節周りの筋肉のバランスが崩れ、さらなる背中、腰、肩などに痛みや疲労感を引き起こすと考えられています。
→《腰が使えなくなり、足への負担大きくなり、更に腰や背中や肩に負荷がかかる。間接的な負荷》
【どの辺りに痛みが出ているでしょうか?日常生活には支障はないでしょうか?】
●プロ野球選手や体への意識の高い選手は、常に身体をケアしながらプレーしています。アマチュアの方の場合ですと、お仕事など、野球とは別のストレスが身体にはかかっているので、特にコンディションは整えていたほうが良いとされます。
●当院では、すでに痛みが出てしまっている状態はもちろん、痛みはないが体が固くなっているなどの改善のためのコンディショニングにも対応しております。
●野球は長く続けられるスポーツの1つとして様々な方がプレーをしています。当院では、野球を長く続けるサポートをさせて頂きます。
【野球肘の症例】
■12才、少年野球、右投げ右打ち、ピッチャー
→少年野球、最後の試合に向けて、痛みを我慢しながらプレーしていた。投げたあとの痛みが強くなり、キャッチボールができなくなった。整形外科に受信したところ、野球肘の診断を受けた。幸い、骨に変形はなく、痛みを取るために当院を受診。
最後の試合まで1ヶ月とのことで、まず無理をしないことを約束してもらい、施術を開始しました。肘が最後まで伸び切らない状態でしたが、肘周りの調整で可動域は改善。前腕の筋肉の緊張感が強いこと、胸郭の動きが悪いこと、股関節の柔軟性が低下していることをお伝えし、それに対する施術と次回1週間後までにできるセルフメニューをお伝えして、初回は終了となりました。
親御さんからは『テーピングなどで、一先ず痛みがなくならないのか?』とご質問いただきましたが、テーピングで止めても、他のところが頑張るだけで、結果として肘の治りが遅くなります。とご説明しました。
痛みをすぐに取りたいお気持ちはわかります。しかし、痛みが出るには、打撲などの外からの大きな力が加わったケガ以外は、基本的に長い年月がかかっています。昨日投げたら痛くなった!と表現されることも多いです。
また、子供のうちに、テーピングすれば良いんだと勘違いさせてしまう恐れもあります。しっかりとセルフケアを身につけて、メンテナンスを専門家にお願いすると理解されると、次第に状態も良くなる傾向にあります。
参考程度にお願い致しますm(_ _)m
■緑が丘はり灸治療院
トリガーポイント、筋膜リリース、鍼灸、整体、スポーツマッサージ
※ジュニア料金設定あり