■最新のお知らせ
2024-02-26 12:01:00
東京マラソン2024ランナーケアステーション活動
東京マラソンのゴール地点では「ランツボ・はりケアステーション」が開設されます。今回は参加予定でして、当日はマラソンを終えたランナーのケアを行わせて頂きます。
このステーションは、ゴール地点後、指定された更衣室のあるブース内に設置され、主にスポーツに精通している鍼灸師が参加しています。例年1000名以上のランナーがケアで利用されています。その中で、我々鍼灸師は、競技後のランナーにパイオネックス(シールタイプの貼る鍼)によるケアを行い、必要に応じてセルフケアのアドバイスなどを行います。対象人数が多いのでお一人お一人に割ける時間は少ないですが、鍼の利用方法の一つとして皆様に周知頂けたらと思います。
パイオネックス【置き針】は、鎮痛効果や筋肉の緊張を緩め血流をうながし、疲労を回復する効果が期待できます。
貼り付けたまま運動もできるので、マラソンランナーのなかでも密かな人気となっています。
なお、パイオネックスには種類がいくつかあり、実際に鍼がついているものと、鍼ではなく突起物がついているものがあります。
この内、鍼がついているものは鍼灸師と医師のみが取り扱うことができます。一般の方が行う場合は、パイオネックスゼロという、刺さない鍼が、ついているものが適切となります。
当院でも多くの市民ランナーの方々のケアに対応して参りました。一時期コロナ禍でランナー人口が減った印象がありましたが、このような大きな大会が続くことでさらなるランニング業界の活性化につながることが、皆様の声からも感じられます。
ランナーの皆様が行っているケア方法としては、ストレッチや筋膜リリースローラーが圧倒的に多く、その他にはマッサージ、鍼灸と多岐にわたりますが、多くの方がケガをしてから治療に行くことがほとんどということが感じられます。また大会に向けてという目標があることで体のケアも更にしないとなと気づく方も多くいます。
2024-02-26 06:46:00
《症状別相談》坐骨神経痛について
坐骨神経痛の治療
(鍼灸治療、筋膜リリース整体)
あなたの状態はこれらにあてはまりますか?
●お尻、太ももの裏・すね・ふくらはぎにシビレや痛み、重だるさがある
●立っていると元だるさがでてくる
●整形外科で坐骨神経痛と言われた
●痛み止めを飲んでいる
●運転、立ち仕事など足腰に負荷のかかることがある
坐骨神経痛の原因
●主に生活習慣からくるものが多くあります。
●日常的に腰やお尻に疲労がたまりやすい生活をしていたり、スポーツ歴などでも関係してきます。
●また、ぎっくり腰になりその後の後遺症として残る場合もあります。
坐骨神経って?
●坐骨神経とは、腰から出た神経の束がお尻や足の裏側を通り、足先まで伸びている、太くて長い末梢神経のことです。
●整形外科などで坐骨神経痛と診断されると、神経や血液の伝達を良くするビタミン剤や痛み止めの処方がされてると思います。
その後はどうですか?
●もしかしたらあまり坐骨神経痛が良くならなくて、当院のページに来てくださったのかもしれません。
●服薬で良くならなかった場合は、別の原因があるかもしれません。
別の原因?
●近年よく話題に上がる、トリガーポイントが一つの原因と当院では考えています。
●特にお尻に付いている、中殿筋や梨状筋です。この筋肉たちは股関節から足先を外に向けさせる働きがあり、仙骨から足の付け根に付いています。この筋が炎症もしくは過度の緊張状態になると、その下を通る坐骨神経を圧迫して神経の走行に沿って痛みが生じると考えられています。
●また、筋肉自体が痛みを発している場合もあります神経の圧迫が原因で痛みやしびれが出ているのなら、その部分が最も痛いはずです。
●しかし、実際に痛いのはお尻だったり、太ももの裏側やふくらはぎやふくらはぎの外側、くるぶしなどに痛みがあるはずです。
●このように広範囲にわたって痛みが生じていることから、痛みの原因の多くはレントゲンやMRIなどの画像には写らない、筋肉や筋膜にできるトリガーポイントであると考えられます。
坐骨神経痛治療の流れ
●問診にて既往歴・生活習慣・原因をお聞きして、治療の効果を上げるための方法を適宜相談しながら進めていきます。
●又、坐骨神経痛の原因は腰や坐骨神経以外にあることもあるので、お尻周りのほか、足、腰、背中、肩の筋肉の状態や反応も診ます。
●坐骨神経痛治療の場合、腰から足など割と広い範囲で状態が悪いことがあります。筋膜リリース整体(手技orグラストン)で表面からアプローチしていき、治療後の状態を診て、鍼治療をお勧めすることもあります。
●坐骨神経痛治療の鍼治療ですと、臀部を覆っている中殿筋や大殿筋、梨状筋に対して、数本の鍼を行い、場合により電気を流します。電気刺激の苦手な方もいらっしゃるのでお気軽にご相談ください。心地いい刺激がお体には最適な効果を与えると考えております。電気だから効果が高いというわけでもありません。
●坐骨神経痛の治療には回数がかかる方、一回で楽になる方がいます。どちらも楽になればいいのですが、根本の日常生活が治っていなければ、また症状のぶり返しが起こります。生活習慣によって齎された筋肉への影響が長い分、状態は悪くなっていると思われます。
●当院での施術が、患者様が自身の健康を考えるきっかけとなるよう、全力で施術にあたらせて頂きます。
●緑が丘はり灸治療院では、筋肉疲労、筋肉の痛みに焦点を当てた、トリガーポイント療法鍼や筋膜リリース理論を基に治療を行っています。
●患者様の状態や希望に対応できるよう、鍼治療コース・筋膜リリース整体コース・ソフト整体リラクゼーションコースをご用意しております。
●腰痛や肩こりでお悩みの方や、スポーツ愛好家、使い過ぎなどの肉体疲労が気になる方がご来院いただけます。
●皆様の健康が今よりもっと良くなり、日常生活が楽しく・スポーツ、部活が長く続けられるようにサポートいたします。
緑が丘はり灸治療院
2024-02-01 20:00:00
【競技別症状コラム№①】ゴルフ~GOLF~腰痛、臀部痛、ゴルフ肘
【施術者紹介】
ゴルフコンディショニングトレーナー
JGFOゴルフフィットネストレーナー
NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
鍼灸師
2018年千葉県八千代市に緑が丘はり灸治療院を開設。千葉県という土地柄、ゴルファーの痛み治療を目的とした施術を数多くこなす。鍼灸師、日本ゴルフフィットネス協会ゴルフフィットネストレーナー、NESTAゴルフコンディショニングスペシャリストを併せ持つ。痛み改善、痛み予防、柔軟性向上、筋出力アップを目的としたゴルファーが通う治療院。院長自身もゴルフに挑戦しており、日々、スイング動作について、情報収集や実践をしている。ゴルフを長く続けたい!パフォーマンスを上げたい!方へもお力になれます!
ゴルフによる痛みは仕方がない?!
●緑が丘はり灸治療院では、ゴルファーの方々への治療も行っています。
●趣味やお付き合いでプレーすることが多いと思いますが、痛みを誤魔化しながらされているかたもその中には多い統計があります。
●ゴルフを行っている方の症状は、腰やお尻の痛み、ゴルフ肘などです。
●では、なぜゴルフを行っていると痛みが生じてしまうのか、ゴルフの競技特性を確認してみます。
【ゴルフの競技特性】
●ゴルフの運動強度はそれほど高くなく、老若男女、どの年代の方でも行える生涯スポーツといえます。
●テニスなどの激しさが無い分、ゴルフスイングの反復動作の正確性や再現性が必要とされるため、同じ姿勢での長時間の練習とラウンドにおいての長距離歩行による疲労が溜まりやすいスポーツです。
●そのため、痛みの多くは使い過ぎ【オーバーユーズ】が原因と考えられます。
●ゴルフスイングは、背中の骨を軸とした、捻りと横への傾きが合わさった複合的な運動です。
●また、体幹の捻り度合いを利用することでボールを飛ばすために、上半身と下半身が別々の動きを強いられます。そうなる事で、背中や腰への負担が大きくなるのです。
→《 腰への直接的な負荷 》
●負担が続くと筋肉の回復が遅れ、疲労物質が抜けきれない状態となります。
●その為、背中や腰周りの疲労から、骨盤が不安定になり、位置がズレてしまいます。その姿勢でスイングを行うと、下半身の疲労が溜まりやすくなり、股関節周りの筋肉バランスが崩れ、さらなる背中や腰に痛みや疲労を引き起こすと考えられています。
→《腰が使えなくなり、足への負担大きくなり、更に腰や背中に負荷がかかる。間接的な負荷》
【ゴルフ特有の痛み】
●腰の下からお尻部分が最も多く症状が見られ、その大半は片側の症状が強く出ることがあります。
●その原因は、ラウンド中の長距離歩行や練習時の姿勢保持(腸腰筋)、スイング動作に伴う筋肉疲労から起こる、上半身と下半身の筋力バランスの崩れです。
【ゴルファー治療の考え】
●ゴルフのプレー中やゴルフ後は、どの辺りに痛みが出ているでしょうか?日常生活には支障はないでしょうか?
●プロゴルファーは常に身体をケアしながら戦っています。アマチュアの方の場合ですと、お仕事など、ゴルフとは別のストレスが身体にはかかっているので、特にコンディションは整えていたほうが良いと考えています。
●当院では、すでに痛みが出てしまっている状態はもちろん、痛みはないが体が固くなっているなどのコンディショニングにも対応しております。
●ゴルフは長く続けられるスポーツの1つとして様々な方がプレーをしています。当院では、ゴルフを長く続けるサポートをさせて頂きます。
■緑が丘はり灸治療院
トリガーポイント、筋膜リリース、鍼灸、整体、スポーツマッサージ