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2020-11-02 12:37:00
《BLOG》自律神経と呼吸と鍼灸治療について
おはようございます!
八千代緑が丘の鍼灸院、緑が丘はり灸治療院です。
当院は八千代市、船橋市、鎌ケ谷市、習志野市、印西市などから患者様が通っている治療院です。主に痛みの改善や体質改善、自律神経の調整を行う治療コースと日頃の疲れを癒やすリラクゼーションコースがございます。地域の皆様の笑顔のため日々切磋琢磨しておりますので、どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
さて、今回は呼吸と自律神経の話をします!
まず初めに、呼吸とは?
●息を吐く、息を吸う、この繰り返しが呼吸です。呼吸の役割は、体内の二酸化炭素を外に排出し、酸素を体内に取り込むことが一般的に言われています。
自律神経とは?
●交感神経と副交感神経の二種類にわかれます。交感神経は、興奮作用を持ち、逆に副交感神経は抑制作用を持ちます。
●これらの神経は、消化器系や発汗機能など自分の意思ではコントロールの出来ない部分の調整をしており、名前の通り、自律して働いています。
●現代社会では、ストレスや電子機器などで常に刺激を受けている状態が続いており、交感神経優位の場合が多いと言われています。
自律神経と呼吸の関係
●息を吸う、吐く行動は、何も意識してなくても行うことが出来ます。
●これは自律神経によって行われていると考えられており、息を吸うときは交感神経、吐くときは副交感神経が司っています。
なぜセルフケアができるのか?
●呼吸は自然にコントロールされていますが、自分でも行うことができますよね?大きく深呼吸とか、息を止めるとか。
●呼吸を意識的にコントロールすることは、すなわち自律神経に直接作用させる事が出来るというわけです。
適切な方法は?
●自律神経のコントロールは、副交感神経を優位にすることが目的となります。
交感神経>副交感神経
●交感神経優位になっている方は、呼吸が浅くなっている場合が多いです。
●大きく吸い、口をすぼめゆっくりと息を吐き切る!
そうすることで
交感神経<副交感神経
となりやすくなります。
●吐き切る方を意識して行うだけでも、普段どれだけ呼吸が浅いかが分かると思います。
呼吸コントロールの効果は?
自律神経のオンオフ効果
●常に交感神経になっている方は、副交感神経に切り替えるのがあまり上手く行えない場合が多いです。
●呼吸を意識的にするだけでも、身体への自律神経を切り替える!という機会が出来るので、副交感神経とのバランス調整が行えると考えられています。
内蔵マッサージ効果
●大きく呼吸をすると、お腹の中にある横隔膜という筋肉の膜が上下に動きます。
●動くことで腸や肺が刺激されマッサージ効果が得られます。何度か腹式呼吸を行うと、お腹の中でポコポコと音が感じられる人もいます。腸が刺激され動き出しているサインです。
●便秘への効果も期待されます。
鍼灸治療との関係
●鍼灸刺激は、自律神経を刺激すると言われています。鍼が体内に入ることで、副交感神経が優位になり、自律神経のバランスを調節してくれる役割も持ちます。
●普段からリラックスしていたり、呼吸を意識している方は、鍼灸治療の効果も上がりやすい印象があります。
自律神経の調整治療
●手足のツボ刺激
●背中への鍼灸刺激
●全身の緊張している筋肉への刺激
●体表からの刺激によって、自律神経失調症の悪循環を断ち切ります。
●ストレス、緊張、痛み、自律神経失調症、どこかで処置をしないとそのまま悪化する恐れが考えられます。
●病院に通われている方は、現在の治療を続けながら鍼灸治療を行うこともできますので、ご相談・お問い合わせいただければと思います。