【Column】自分の身体と向き合うブログ
怪我予防の施術と適切なトレーニングを指導します
「痛くなってから治す」のではなく、
怪我をしない体を作ることが、成長期の子どもたちには何より大切です。
特にジュニア〜高校生のスポーツ現場では、
無理をしながら練習を続けてしまい、気づいたときには怪我が悪化しているケースも少なくありません。
成長期の体は大人と同じではありません
成長期の体は、骨の成長に対して筋肉や腱の発達が追いついていない状態です。
そのため、
- 柔軟性が急に落ちる
- 体の使い方が不安定になる
- 一部の関節や筋肉に負担が集中する
といった特徴があり、
正しいケアや指導がないと怪我につながりやすい時期でもあります。
痛みが出ていなくても「予防」は必要
「今は痛くないから大丈夫」
そう思っている選手や保護者の方も多いかもしれません。
しかし実際には、
- 動きに左右差がある
- 特定の動作だけ苦手
- フォームが崩れやすい
といったサインが、
将来の怪我の予兆として現れていることもあります。
痛みが出る前に整えることが重要
怪我予防では、
「痛みが出てから」ではなく「問題が起こる前」に体を整えることが大切です。
怪我予防のための施術で行うこと
怪我予防を目的とした施術では、単に筋肉を緩めるだけではありません。
- 関節の動きが正常か
- 左右差が出ていないか
- 腰・股関節・膝・足首の連動が取れているか
こうしたポイントを確認し、
負担が集中している部分を見極めて整えていきます。
施術だけでは怪我は防げません
体を整える施術はとても重要ですが、
それだけで怪我を完全に防げるわけではありません。
なぜなら、
日々の動きやトレーニングで同じ使い方を続けてしまうと、また負担が戻るからです。
成長期に必要なのは「今の体に合ったトレーニング」
大人向けの筋トレや、
動画を見ながら真似するトレーニングが、必ずしも成長期に合っているとは限りません。
重要なのは、
- 今の成長段階に合っているか
- 競技特性を考慮しているか
- 正しいフォームで行えているか
これらを踏まえた個別に合ったトレーニングです。
怪我をしないことが一番のパフォーマンスアップ
怪我で練習を休む期間が長くなるほど、
体力や感覚は落ちてしまいます。
だからこそ、
- 怪我を未然に防ぐ
- 無理なく続けられる体を作る
- 安心して競技に集中できる状態を保つ
これが結果的に、
長くスポーツを続け、成長し続けるための近道になります。
まとめ:施術とトレーニングはセットで考える
怪我予防には、
- 体の状態を整える施術
- 正しい体の使い方を身につけるトレーニング
この両方をバランスよく行うことが欠かせません。
成長期だからこそ、
今の体を正しく知り、無理のない方法で整えていくことが大切です。
なぜ専門家のチェックが必要なのか?高校生の腰痛編
「ストレッチもしているし、練習量もそこまで多くない」
それでも腰痛を繰り返している高校生は少なくありません。
湿布やセルフケアで一時的に良くなっても、
また同じ場所が痛くなる。
このような腰痛こそ、専門家の視点が必要なサインです。
この記事では、
ジュニアスポーツ指導員であり、鍼灸師でもある院長の立場から、
成長期の高校生に起こりやすい腰痛について、
なぜ「専門家によるチェック」が重要なのかを解説します。
成長期の腰痛は「自己判断」が難しい理由
中学生や高校生の腰痛は、
- 動けてしまう
- 我慢ができてしまう
- その日の調子で痛みが変わる
といった特徴があり、
本人も周囲も深刻さに気づきにくい傾向があります。
しかし、痛みの感じ方と、
体の中で起きている負担は必ずしも一致しません。
「まだ大丈夫」
「もう少し様子を見よう」
この判断が、
腰への負担を長引かせてしまうこともあります。
成長期は体が大きく変わるタイミング
この時期は、
- 身長が急に伸びる
- 筋力と柔軟性のバランスが崩れやすい
- 動きのクセが定着しやすい
といった、体に大きな変化が起こる時期です。
このタイミングで腰痛が出ている場合、
単なる疲労ではなく、
体の使い方に無理が生じている可能性があります。
専門家がチェックしているポイント
専門家が腰痛を見る際、
痛みのある場所だけを確認することはありません。
具体的には、
- 立ち方や姿勢
- 股関節や背骨の動き
- 動作中の体のクセ
- 疲れたときのフォームの変化
こうした全身の動きを通して、
なぜ腰に負担が集中しているのかを確認します。
これにより、
本人も気づいていなかった原因が見えてくることが少なくありません。
指導経験と治療経験、両方の視点が活きる理由
スポーツ指導と治療、
どちらか一方の視点だけでは、
成長期の腰痛は見逃されてしまうことがあります。
競技特性を理解した上で、
体の使い方や負担のかかり方を見極め、
必要なケアや修正点を伝える。
この両方の視点があることで、
部活を続けながら改善する選択肢が見えてきます。
まとめ:専門家のチェックは「早すぎる」くらいでちょうどいい
高校生の腰痛は、
放っておいても何とかなるケースもあります。
しかし、
何度も繰り返す腰痛
原因がはっきりしない腰痛
こうした場合は、
専門家のチェックを受けることで、
遠回りをせずに改善への道筋が見えてきます。
早めに体の状態を知ることは、
将来のケガ予防にもつながります。
何度も繰り返す子供の腰痛、親が知っておくべき視点
「一度は良くなったのに、また腰が痛いと言い出した」
「成長期だから仕方ないのだろうか」
子供の腰痛を前に、どう対応すればいいのか悩む保護者の方は少なくありません。
その場では落ち着いても、
数週間・数か月すると再び痛みを訴える。
この“繰り返す腰痛”こそ、成長期に見逃してはいけないサインです。
この記事では、
ジュニアスポーツ指導員であり、鍼灸師でもある立場から、
成長期の子供に起こりやすい腰痛について、
保護者の方にぜひ知っておいていただきたい視点をお伝えします。
子供の腰痛が「一時的に治る」のに安心してはいけない理由
成長期の腰痛は、
- 数日で痛みが引く
- ストレッチで一旦楽になる
- 部活は何とか続けられる
といった特徴があり、
「大丈夫そう」に見えてしまうことが多いのが実情です。
しかし、痛みが引いた=解決した、ではありません。
多くの場合、
腰に負担がかかる体の使い方が変わらないまま
日常やスポーツが続いています。
成長期の腰痛は「腰そのもの」が原因とは限らない
病院で検査をして、
- 骨に異常はない
- ヘルニアではない
- しばらく様子を見ましょうと言われた
こうした説明を受けることも少なくありません。
それでも腰痛が繰り返される場合、
問題は腰そのものではなく、
・股関節の使い方
・体幹の安定の仕方
・疲労時のフォームの崩れ
といった、
体全体の使い方に隠れていることが多いのです。
指導現場と治療現場の両方で見てきた共通点
ジュニアスポーツの現場と、
治療院で子供たちの体を見てきて感じるのは、
腰痛を繰り返す子供ほど、
「頑張り屋」で「無理がきく」
という共通点です。
多少の痛みがあっても、
- 練習を休まない
- 周りに言わない
- 我慢して動いてしまう
その結果、
体は無意識のうちに腰をかばう動きを覚え、
それが新たな負担を生み出してしまいます。
親ができる最初のサポートとは
保護者の方にまず意識していただきたいのは、
- 「成長期だから仕方ない」で終わらせない
- 痛みの有無だけで判断しない
- 動き方や疲れ方にも目を向ける
という視点です。
腰痛は、
体からの「これ以上無理をしないで」というサインでもあります。
早い段階で正しく向き合うことで、
部活を続けながらでも、
将来に不安を残さない体づくりは十分に可能です。
成長期の腰痛を放置するとどうなるのか
「成長期だから仕方ない」
「そのうち治ると思っている」
成長期の腰痛は、こうして放置されてしまうことが少なくありません。
しかし、成長期(中学生・高校生)の腰痛は
放置していい痛みと、放置してはいけない痛みがはっきり分かれます。
そして問題なのは、
放置されやすい腰痛ほど、後に影響を残しやすいという点です。
成長期の腰痛が「軽く見られやすい」理由
成長期の腰痛は、
- 動けてしまう
- 部活ができている
- 日常生活に大きな支障がない
といった理由から、深刻に捉えられにくい傾向があります。
また、
- 成長痛と言われた
- 検査で異常がなかった
- 様子を見るように言われた
こうした経緯から、
そのままケアをせずに過ごしてしまうケースも多いのです。
放置すると起こりやすい体の変化
成長期の腰痛を放置すると、
体は痛みを避けるために無意識の動き方を覚えていきます。
その結果、
- 腰をかばった動作がクセになる
- 本来使うべき股関節が使えなくなる
- 体の左右差が大きくなる
こうした状態が積み重なり、
腰だけでなく、他の部位にも負担が広がっていきます。
高校卒業後も続く腰痛につながることがある
「高校を卒業したら治った」
そうなるケースもあります。
しかし一方で、
- 社会人になってから腰痛が再発した
- 運動をやめても腰が痛い
- 大人になって初めて本格的な腰痛になった
こうした背景に、
成長期から続く体の使い方のクセが残っていることも少なくありません。
痛みが一時的に消えても、
原因が解決されていなければ、
別の形で表に出てくる可能性があります。
成長期だからこそ「今」見直す意味がある
成長期は、
- 体が大きく変わる
- 動きのクセが定着しやすい
- 修正もしやすい
という、非常に重要な時期です。
このタイミングで、
- 腰に頼らない動き方
- 正しい体の使い方
- 無理のない練習の考え方
を身につけておくことは、
将来のケガ予防にもつながります。
まとめ:放置しないことが、結果的に近道になる
成長期の腰痛は、
「よくあること」ではあっても、
「放置していいもの」ではありません。
今の腰痛は、
体が出しているサインです。
早い段階で向き合うことで、
部活を続けながらでも、
将来に不安を残さない体づくりが可能になります。
毎日ストレッチしても再発する腰痛、その原因は別にある
「毎日ストレッチしているのに、また腰が痛くなる」
これは腰痛を抱える高校生に非常に多い悩みです。
ストレッチをサボっているわけでもなく、
ケアを意識していないわけでもない。
それでも再発を繰り返すのは、原因が別のところにあるからです。
ストレッチをしても腰痛が再発する本当の理由
腰痛があると、多くの高校生はまず「体が硬いからだ」と考えます。
- 腰が張る=柔軟性不足
- 痛み=ストレッチ不足
しかし実際には、
柔らかくても腰痛になる高校生は非常に多いのが現実です。
問題は「硬さ」ではなく、
腰に負担が集中する動き方が日常や部活で繰り返されていることにあります。
腰が悪くないのに腰が痛くなる仕組み
検査をしても、
- 骨に異常はない
- ヘルニアではない
- 分離症でもない
それでも腰が痛い、というケースは少なくありません。
これは、
本来使うべき場所が使えず、腰が代わりに頑張り続けている状態だからです。
特に高校生では、
- 股関節がうまく使えていない
- 体幹が固定されすぎている
- 反り腰のまま動作を繰り返している
こうした状態が重なり、腰だけに負担が集中します。
ストレッチが「一時的な対処」になってしまう理由
ストレッチをすると、その場では楽になります。
それは事実です。
しかし、
- 動き方が変わらない
- 部活で同じフォームを繰り返す
- 疲れたときほど腰に頼る
この状態のままでは、
翌日・数日後に同じ腰痛が再発します。
ストレッチは「リセット」にはなりますが、
根本的な解決にはならないことが多いのです。
再発を防ぐために最初に見直すべきポイント
腰痛を繰り返さないために必要なのは、
新しいストレッチを探すことではありません。
まず見るべきなのは、
- 動作中に腰が主役になっていないか
- 股関節や下半身がうまく使えているか
- 疲れたときにフォームが崩れていないか
これらを見直すことで、
腰への負担は大きく減らすことができます。
まとめ:ストレッチは悪くない、でも順番が違う
ストレッチ自体が悪いわけではありません。
むしろ、とても大切なケアです。
ただし、
「腰痛 → ストレッチ」だけで終わらせてしまうと、
再発を繰り返すループから抜け出せません。
毎日ストレッチしても腰痛が戻る高校生は、
体の硬さではなく、体の使い方に目を向けるタイミングに来ています。



















