【Column】自分の身体と向き合うブログ
2026-02-18 09:00:00
何度も繰り返す子供の腰痛、親が知っておくべき視点
「一度は良くなったのに、また腰が痛いと言い出した」
「成長期だから仕方ないのだろうか」
子供の腰痛を前に、どう対応すればいいのか悩む保護者の方は少なくありません。
その場では落ち着いても、
数週間・数か月すると再び痛みを訴える。
この“繰り返す腰痛”こそ、成長期に見逃してはいけないサインです。
この記事では、
ジュニアスポーツ指導員であり、鍼灸師でもある立場から、
成長期の子供に起こりやすい腰痛について、
保護者の方にぜひ知っておいていただきたい視点をお伝えします。
子供の腰痛が「一時的に治る」のに安心してはいけない理由
成長期の腰痛は、
- 数日で痛みが引く
- ストレッチで一旦楽になる
- 部活は何とか続けられる
といった特徴があり、
「大丈夫そう」に見えてしまうことが多いのが実情です。
しかし、痛みが引いた=解決した、ではありません。
多くの場合、
腰に負担がかかる体の使い方が変わらないまま
日常やスポーツが続いています。
成長期の腰痛は「腰そのもの」が原因とは限らない
病院で検査をして、
- 骨に異常はない
- ヘルニアではない
- しばらく様子を見ましょうと言われた
こうした説明を受けることも少なくありません。
それでも腰痛が繰り返される場合、
問題は腰そのものではなく、
・股関節の使い方
・体幹の安定の仕方
・疲労時のフォームの崩れ
といった、
体全体の使い方に隠れていることが多いのです。
指導現場と治療現場の両方で見てきた共通点
ジュニアスポーツの現場と、
治療院で子供たちの体を見てきて感じるのは、
腰痛を繰り返す子供ほど、
「頑張り屋」で「無理がきく」
という共通点です。
多少の痛みがあっても、
- 練習を休まない
- 周りに言わない
- 我慢して動いてしまう
その結果、
体は無意識のうちに腰をかばう動きを覚え、
それが新たな負担を生み出してしまいます。
親ができる最初のサポートとは
保護者の方にまず意識していただきたいのは、
- 「成長期だから仕方ない」で終わらせない
- 痛みの有無だけで判断しない
- 動き方や疲れ方にも目を向ける
という視点です。
腰痛は、
体からの「これ以上無理をしないで」というサインでもあります。
早い段階で正しく向き合うことで、
部活を続けながらでも、
将来に不安を残さない体づくりは十分に可能です。









