【Column】自分の身体と向き合うブログ
なぜ専門家のチェックが必要なのか?高校生の腰痛編
「ストレッチもしているし、練習量もそこまで多くない」
それでも腰痛を繰り返している高校生は少なくありません。
湿布やセルフケアで一時的に良くなっても、
また同じ場所が痛くなる。
このような腰痛こそ、専門家の視点が必要なサインです。
この記事では、
ジュニアスポーツ指導員であり、鍼灸師でもある院長の立場から、
成長期の高校生に起こりやすい腰痛について、
なぜ「専門家によるチェック」が重要なのかを解説します。
成長期の腰痛は「自己判断」が難しい理由
中学生や高校生の腰痛は、
- 動けてしまう
- 我慢ができてしまう
- その日の調子で痛みが変わる
といった特徴があり、
本人も周囲も深刻さに気づきにくい傾向があります。
しかし、痛みの感じ方と、
体の中で起きている負担は必ずしも一致しません。
「まだ大丈夫」
「もう少し様子を見よう」
この判断が、
腰への負担を長引かせてしまうこともあります。
成長期は体が大きく変わるタイミング
この時期は、
- 身長が急に伸びる
- 筋力と柔軟性のバランスが崩れやすい
- 動きのクセが定着しやすい
といった、体に大きな変化が起こる時期です。
このタイミングで腰痛が出ている場合、
単なる疲労ではなく、
体の使い方に無理が生じている可能性があります。
専門家がチェックしているポイント
専門家が腰痛を見る際、
痛みのある場所だけを確認することはありません。
具体的には、
- 立ち方や姿勢
- 股関節や背骨の動き
- 動作中の体のクセ
- 疲れたときのフォームの変化
こうした全身の動きを通して、
なぜ腰に負担が集中しているのかを確認します。
これにより、
本人も気づいていなかった原因が見えてくることが少なくありません。
指導経験と治療経験、両方の視点が活きる理由
スポーツ指導と治療、
どちらか一方の視点だけでは、
成長期の腰痛は見逃されてしまうことがあります。
競技特性を理解した上で、
体の使い方や負担のかかり方を見極め、
必要なケアや修正点を伝える。
この両方の視点があることで、
部活を続けながら改善する選択肢が見えてきます。
まとめ:専門家のチェックは「早すぎる」くらいでちょうどいい
高校生の腰痛は、
放っておいても何とかなるケースもあります。
しかし、
何度も繰り返す腰痛
原因がはっきりしない腰痛
こうした場合は、
専門家のチェックを受けることで、
遠回りをせずに改善への道筋が見えてきます。
早めに体の状態を知ることは、
将来のケガ予防にもつながります。










