【Column】自分の身体と向き合うブログ
腰が悪くないのに腰が痛い?高校生の腰痛の正体
腰が痛い=腰が悪い。
そう思ってストレッチやマッサージを続けていませんか?
実は、高校生の腰痛では
「腰そのものに問題がないケース」が少なくありません。
この事実を知らないまま対処を続けると、
一時的に良くなっても、何度も腰痛を繰り返してしまいます。
腰が悪くないのに腰が痛くなる理由
腰は体の中心にあり、動きの中継地点のような役割をしています。
そのため、本来使うべき場所がうまく使えないと、
腰が代わりに頑張ってしまいます。
この状態が続くと、
原因は別にあるのに、痛みだけが腰に出るという状況が起こります。
「腰は結果であって原因ではない」ことが多い
高校生の腰痛では、
腰はあくまで負担が集まった結果であることが多いです。
つまり、腰をいくらケアしても、
負担を生み出している動きや使い方が変わらなければ、痛みは戻ってきます。
高校生の腰痛で本当によくある原因
実際に多く見られるのは、次のような状態です。
- 股関節が硬い・うまく使えていない
- 足首や膝の動きが制限されている
- 体幹が安定せず、腰でバランスを取っている
- 左右差や利き側への偏りが強い
これらがあると、
プレー中や日常動作で腰に負担が集中しやすくなります。
部活動をしている高校生ほど起こりやすい
部活動では、
同じ動き・同じ方向の動作を何度も繰り返します。
その結果、
体の使い方のクセが固定化され、腰痛につながることがあります。
ストレッチしても治らない理由
「腰が痛いから腰を伸ばす」
この考え方自体は間違いではありません。
ただし、原因が腰以外にある場合、
腰のストレッチだけでは改善しません。
一時的に楽になっても再発する理由
ストレッチで筋肉が緩むと、
一時的に痛みは軽くなります。
しかし、動き方が変わっていなければ、
練習や日常動作で再び腰に負担がかかり、痛みが戻ります。
本当に見るべきポイントは「動き」
腰痛を根本的に考えるなら、
「どこが硬いか」よりも「どう動いているか」を見る必要があります。
立つ・歩く・走る動作にヒントがある
何気ない立ち方や歩き方、
構えや踏み込み動作の中に、腰痛の原因が隠れていることは珍しくありません。
腰に頼らず、
股関節や体幹をうまく使えているかが大切なポイントです。
まとめ
高校生の腰痛は、
「腰が悪いから起こっている」とは限りません。
・腰は結果として痛くなっているだけ
・原因は体の使い方や動作のクセにある
・ストレッチだけでは変わらないケースが多い
こうした視点を持つことで、
腰痛への向き合い方は大きく変わります。
「腰ばかり気にしていた」という人ほど、
一度、体全体の動きに目を向けてみてください。
自分の体を知ることがケガ予防とパフォーマンス向上に直結する理由
トップアスリートとして世界の舞台で結果を出し続けた室伏広治さんは、現役引退後もスポーツ科学の分野で研究を続けています。 中でも注目されているのが、自分自身の身体の状態を知り、機能を評価することの重要性です。
自分の体を“評価”するという発想
室伏さんらの研究グループが発案し、科学的に検証されたのが「KOJI AWARENESS(KOJIアウェアネス)テスト」というセルフ・スクリーニング法です。このテストは、特別な機械や道具を使わずに、自分で運動機能の状態を評価できる方法として開発されました。3
このテストは、世界的にもよく使われている機能性評価(FMS)と比べても同等の評価能力を持つことが確認されており、専門家がいない環境でも自分の体の弱点や機能低下に気づく手段として活用されています。4
体の“気づき”がパフォーマンスとケガに効く
室伏さんの研究(および関連研究)では、身体への気づき(bodily awareness)が高い選手ほど、トレーニング後の機能改善が進み、スポーツ障害(RRI)のリスクが低い傾向が見られています。 これは、身体の状態に自分で気づくことで、必要なケアや修正が早く行えるためと考えられています。5
技術だけでなく“身体の状態を知る力”を育てよう
スポーツの世界では、技術やパワー、持久力の向上が注目されがちですが、 自分の身体の状態・弱点・機能の偏りに気づくことは、同じくらい重要です。
身体の気づきは、単に柔軟性や筋力のチェックに留まらず、日常的な体の使い方や動作パターンを自分で理解し、改善する第一歩にもなります。
治療院でも“自分を知ること”を大切にしています
当院では、施術を行うだけでなく、まずはあなた自身の体の状態を一緒に確認することを大切にしています。 弱点や癖に気づくことが、
- ケガの予防
- パフォーマンス向上
- 効率のよいトレーニング
につながるからです。
室伏さんの研究が示すように、自分自身を知る力は、競技生活を長く健康に続けるうえで欠かせない要素です。ぜひ日頃の体の状態に意識を向けながら、技術と体の両方を育てていきましょう。
未来のために今日準備できること
試合で活躍したい。
レギュラーになりたい。
この競技を、できるだけ長く続けたい。
そんな未来の自分のために、
実は「今日」から準備できることがたくさんあります。
大きな差は、日常の小さな積み重ねから生まれる
トップ選手と学生選手の差は、
才能だけで決まるわけではありません。
・毎日の身体のケアをしているか
・疲労をそのままにしていないか
・正しい動き方を意識できているか
こうした一つひとつは小さな行動が、
半年後、1年後、数年後に大きな差となって現れます。
●「調子がいい時」ほど大切な考え方
ケガは、調子が悪い時だけに起こるものではありません。
むしろ、
- 練習量が増えている時
- 試合が続いている時
- 身体が動いていると感じる時
こうしたタイミングこそ、疲労が静かに蓄積しています。
学生スポーツにこそ必要な「身体への投資」
学生のうちは、
「多少の痛みは我慢するもの」
「休むより練習」
そう考えてしまいがちです。
ですが、身体は消耗品ではなく資本です。
正しくケアし、正しく使えば、
パフォーマンスも競技寿命も伸ばすことができます。
●コツコツ積み重ねたい習慣
- 練習後のコンディションチェック
- 股関節・体幹を意識した動きづくり
- 疲労を翌日に残さないためのケア
- 定期的な身体のメンテナンス
今日の選択が、未来のプレーを守る
ケガをしてから後悔するより、
ケガをしないために今できることを選ぶ。
一日で劇的に変わることはなくても、
続けた人だけが変化を実感できます。
未来の自分が、
「続けていてよかった」
「準備していてよかった」
そう思えるように、
今日の一歩を大切にしていきましょう。
サッカー高校生に多い膝の痛み|成長期に見逃されやすい初期サインとは
サッカーに打ち込む高校生にとって、膝の痛みは決して珍しいものではありません。
「少し張るだけ」「プレーはできているから大丈夫」
そう思いながら練習を続けている選手も多いのではないでしょうか。
しかし、その違和感は成長期特有の膝トラブルの初期サインである可能性があります。
サッカー高校生に膝の痛みが起こりやすい理由
高校生の時期は、身長や骨の成長が急激に進む一方で、筋力や柔軟性、体の使い方が追いついていないことが多く見られます。
サッカーでは、ダッシュ・急停止・切り返し・ジャンプ・キックなど、膝に大きな負担がかかる動作を繰り返します。
その負荷が成長途中の膝に集中することで、痛みや違和感が生じやすくなります。
成長期に見逃されやすい膝の初期サイン
●運動後だけ膝が痛む
練習中は問題なく動けるものの、終わった後や帰宅後に痛みが出る。
これは成長期の膝トラブルで非常に多い初期症状です。
●階段の上り下りで違和感がある
日常生活の中で感じる小さな違和感も、体からの重要なサインです。
特に下り階段での痛みは見過ごされやすいポイントです。
●動き出しが重く、温まるまで時間がかかる
最初だけ膝が気になる、動いているうちに楽になる。
この状態は、膝周囲の筋肉や関節のコントロールがうまくいっていない可能性があります。
サッカー高校生に多い代表的な膝トラブル
成長期のサッカー高校生に多いのが、オスグッド・シュラッター病や、膝蓋靭帯周囲の炎症です。
これらは「使いすぎ」だけが原因ではなく、
下半身の使い方・疲労の蓄積・体のバランスの崩れが重なって起こるケースが多くあります。
「休むだけ」では解決しない理由
膝が痛いと、まず「休まなければいけない」と考えがちです。
もちろん休養は大切ですが、それだけで根本的に改善しないケースも少なくありません。
成長期の膝の痛みは、体の成長と動き方のズレから生じていることが多く、
体の使い方や負担のかけ方を見直すことが重要になります。
技術と同じくらい「自分の体を知る」ことが大切
サッカーの技術練習には熱心でも、自分の体がどのように動いているかを考える機会は意外と少ないものです。
膝の痛みは能力の問題ではなく、
「今の体の状態に対して、どのような負荷がかかっているか」を知ることが第一歩になります。
将来のプレーを守るために、今できること
高校生の時期は、競技力を伸ばす大切な時期であると同時に、将来の体を作る重要な時期でもあります。
膝の違和感を「我慢」するのではなく、
早い段階で体を整え、正しい使い方を身につけることが、長くサッカーを続けるための土台になります。
今の体と向き合うことは、未来の自分への準備です。
膝の小さなサインを見逃さず、大切な競技人生を守っていきましょう。
ストレッチしてるのに腰痛が治らない高校生へ
毎日ストレッチしているのに腰痛が良くならない。
YouTubeを見ながら腰痛体操を続けているのに、また痛くなる。
そんな悩みを抱えている高校生は、実はとても多いです。
「もっと柔らかくならないとダメなのかな?」
「ストレッチが足りないのかな?」
そう思って頑張っている人ほど、実は遠回りをしていることがあります。
ストレッチしているのに腰痛が治らない理由
腰痛があると、「腰が硬い」「腰が悪い」と考えがちです。
しかし、高校生の腰痛では腰そのものが原因ではないケースが多く見られます。
特に成長期で部活動をしている場合、
体の使い方のクセや負担のかかり方が、腰に集中していることがあります。
よくある誤解|腰が硬い=腰が悪いではない
腰が張る、重い、痛いと感じると、
「腰を伸ばせば良くなる」と思ってしまいます。
しかし実際には、
動くべき場所が動かず、腰が代わりに頑張っている状態のことも少なくありません。
その状態で腰のストレッチを続けると、
一時的に楽になっても、またすぐ痛みが戻ってしまいます。
YouTubeの腰痛ストレッチが合わないこともある
YouTubeの腰痛動画はとても便利です。
ただし、すべての人に合うわけではありません。
高校生向けではない動画も多い
多くの腰痛ストレッチ動画は、
大人・運動不足・デスクワーク中心の人を想定して作られています。
部活で日常的に体を動かしている高校生には、
負荷や内容が合っていない場合もあります。
動き方のクセまでは修正できない
動画を見て同じ動きをしているつもりでも、
実際の体の使い方は人それぞれ違います。
腰に負担がかかる動き方のままストレッチを続けると、
「やっているのに治らない」という状態になりやすくなります。
高校生の腰痛で多い原因
実際に多く見られる原因には、次のようなものがあります。
- 股関節や足首がうまく使えず、腰で動いてしまっている
- 体幹が安定せず、腰に負担が集中している
- 左右差や利き側への偏りが強い
- 疲労が抜けないまま練習を続けている
このような場合、
腰をどれだけストレッチしても根本的な改善にはなりません。
本当に大切なのは「どう動いているか」
腰痛を改善するために必要なのは、
柔らかさよりも体の使い方を知ることです。
腰に負担をかけない動き方を身につける
立つ・歩く・走る・構えるといった基本動作の中で、
腰だけに頼らず、体全体で動けているかが重要です。
ストレッチは「合っていれば」効果がある
ストレッチ自体が悪いわけではありません。
今の体の状態に合った部位・順番で行うことで、初めて効果が出ます。
まとめ
ストレッチしているのに腰痛が治らないのは、
努力が足りないからではありません。
・腰以外に原因がある
・体の使い方に問題がある
・今のストレッチが合っていない
この視点を持つだけで、
腰痛との向き合い方は大きく変わります。

















