【Column】自分の身体と向き合うブログ
自分の体を知ることがケガ予防とパフォーマンス向上に直結する理由
トップアスリートとして世界の舞台で結果を出し続けた室伏広治さんは、現役引退後もスポーツ科学の分野で研究を続けています。 中でも注目されているのが、自分自身の身体の状態を知り、機能を評価することの重要性です。
自分の体を“評価”するという発想
室伏さんらの研究グループが発案し、科学的に検証されたのが「KOJI AWARENESS(KOJIアウェアネス)テスト」というセルフ・スクリーニング法です。このテストは、特別な機械や道具を使わずに、自分で運動機能の状態を評価できる方法として開発されました。3
このテストは、世界的にもよく使われている機能性評価(FMS)と比べても同等の評価能力を持つことが確認されており、専門家がいない環境でも自分の体の弱点や機能低下に気づく手段として活用されています。4
体の“気づき”がパフォーマンスとケガに効く
室伏さんの研究(および関連研究)では、身体への気づき(bodily awareness)が高い選手ほど、トレーニング後の機能改善が進み、スポーツ障害(RRI)のリスクが低い傾向が見られています。 これは、身体の状態に自分で気づくことで、必要なケアや修正が早く行えるためと考えられています。5
技術だけでなく“身体の状態を知る力”を育てよう
スポーツの世界では、技術やパワー、持久力の向上が注目されがちですが、 自分の身体の状態・弱点・機能の偏りに気づくことは、同じくらい重要です。
身体の気づきは、単に柔軟性や筋力のチェックに留まらず、日常的な体の使い方や動作パターンを自分で理解し、改善する第一歩にもなります。
治療院でも“自分を知ること”を大切にしています
当院では、施術を行うだけでなく、まずはあなた自身の体の状態を一緒に確認することを大切にしています。 弱点や癖に気づくことが、
- ケガの予防
- パフォーマンス向上
- 効率のよいトレーニング
につながるからです。
室伏さんの研究が示すように、自分自身を知る力は、競技生活を長く健康に続けるうえで欠かせない要素です。ぜひ日頃の体の状態に意識を向けながら、技術と体の両方を育てていきましょう。







