【Column】自分の身体と向き合うブログ
サッカー高校生に多い膝の痛み|成長期に見逃されやすい初期サインとは
サッカーに打ち込む高校生にとって、膝の痛みは決して珍しいものではありません。
「少し張るだけ」「プレーはできているから大丈夫」
そう思いながら練習を続けている選手も多いのではないでしょうか。
しかし、その違和感は成長期特有の膝トラブルの初期サインである可能性があります。
サッカー高校生に膝の痛みが起こりやすい理由
高校生の時期は、身長や骨の成長が急激に進む一方で、筋力や柔軟性、体の使い方が追いついていないことが多く見られます。
サッカーでは、ダッシュ・急停止・切り返し・ジャンプ・キックなど、膝に大きな負担がかかる動作を繰り返します。
その負荷が成長途中の膝に集中することで、痛みや違和感が生じやすくなります。
成長期に見逃されやすい膝の初期サイン
●運動後だけ膝が痛む
練習中は問題なく動けるものの、終わった後や帰宅後に痛みが出る。
これは成長期の膝トラブルで非常に多い初期症状です。
●階段の上り下りで違和感がある
日常生活の中で感じる小さな違和感も、体からの重要なサインです。
特に下り階段での痛みは見過ごされやすいポイントです。
●動き出しが重く、温まるまで時間がかかる
最初だけ膝が気になる、動いているうちに楽になる。
この状態は、膝周囲の筋肉や関節のコントロールがうまくいっていない可能性があります。
サッカー高校生に多い代表的な膝トラブル
成長期のサッカー高校生に多いのが、オスグッド・シュラッター病や、膝蓋靭帯周囲の炎症です。
これらは「使いすぎ」だけが原因ではなく、
下半身の使い方・疲労の蓄積・体のバランスの崩れが重なって起こるケースが多くあります。
「休むだけ」では解決しない理由
膝が痛いと、まず「休まなければいけない」と考えがちです。
もちろん休養は大切ですが、それだけで根本的に改善しないケースも少なくありません。
成長期の膝の痛みは、体の成長と動き方のズレから生じていることが多く、
体の使い方や負担のかけ方を見直すことが重要になります。
技術と同じくらい「自分の体を知る」ことが大切
サッカーの技術練習には熱心でも、自分の体がどのように動いているかを考える機会は意外と少ないものです。
膝の痛みは能力の問題ではなく、
「今の体の状態に対して、どのような負荷がかかっているか」を知ることが第一歩になります。
将来のプレーを守るために、今できること
高校生の時期は、競技力を伸ばす大切な時期であると同時に、将来の体を作る重要な時期でもあります。
膝の違和感を「我慢」するのではなく、
早い段階で体を整え、正しい使い方を身につけることが、長くサッカーを続けるための土台になります。
今の体と向き合うことは、未来の自分への準備です。
膝の小さなサインを見逃さず、大切な競技人生を守っていきましょう。









