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【Column】自分の身体と向き合うブログ

2026-02-06 09:00:00

前屈を柔らかくするとスポーツにどんなメリットがあるのか

 


 

「前屈が柔らかいとケガをしにくい」
このような話を一度は聞いたことがあるかもしれません。

実際、前屈の柔軟性はスポーツにおけるケガ予防・パフォーマンス向上の両面に深く関わっています。
単なる柔らかさではなく、「正しく動ける体」を作るための重要な指標です。

 

●前屈が柔らかい=体の連動がスムーズ

スポーツ動作の多くは、
下半身 → 体幹 → 上半身という連動で成り立っています。

前屈が硬い場合、

  • 股関節がうまく使えない
  • 骨盤の動きが制限される
  • 腰や背中が代わりに無理をする

といった状態になりやすく、結果として力が分断された動きになります。

前屈がスムーズになることで、
全身がひとつのユニットとして動きやすくなり、
無駄な力みの少ない動作が可能になります。

 

●腰痛・肉離れの予防につながる理由

前屈が硬い選手に多いのが、

  • 慢性的な腰痛
  • 太もも裏の肉離れ
  • 疲労が抜けにくい

といったトラブルです。

これは、動くべき股関節が動かず、腰や筋肉が代償動作をしていることが大きな原因です。

前屈が柔らかくなることで、

  • 腰への集中した負担が分散される
  • 筋肉が急激に引き伸ばされにくくなる
  • 疲労が溜まりにくい動きになる

結果として、ケガのリスクを下げることにつながります。

 

●競技別に見る前屈柔軟性のメリット

ゴルフ

前屈が柔らかいと、アドレス姿勢が安定し、
スイング中の起き上がりや腰の突っ込みが起こりにくくなります。

結果として、腰痛予防だけでなく、
スイングの再現性や飛距離アップにもつながります。

野球

投球・打撃ともに、股関節と体幹の連動が重要です。
前屈が硬いと、肩や肘に負担が集中しやすくなります。

前屈が改善されることで、
下半身主導の動きがしやすくなり、肩肘のトラブル予防につながります。

陸上競技

走る・跳ぶ動作では、股関節の可動域がパフォーマンスに直結します。
前屈が柔らかい選手ほど、ストライドが伸び、地面反力を効率よく使えます。

 

●柔軟性は「柔らかさ」ではなく「使いやすさ」

前屈を柔らかくする目的は、
単に数値を伸ばすことではありません。

  • 動きやすい体を作る
  • 余計な力を使わない
  • 長くスポーツを続ける

そのための土台づくりです。

前屈の硬さは、体からのサインでもあります。
「今の動き方、負担が偏っていませんか?」というメッセージです。

前屈を見直すことは、
スポーツ人生を長く、健康に楽しむための第一歩と言えるでしょう。