鍼灸院TrendBlog
2026-01-21 09:00:00
学生スポーツ腰痛の秘密|腹筋が使えないと“反り腰痛”になる理由
学生スポーツに多い腰痛、その正体とは?
「特にぶつけた覚えはないのに腰が痛い」 「練習後や試合の翌日に腰が張る」
学生アスリートに多いこの腰痛、実は腹筋がうまく使えていないことが原因になっているケースが非常に多く見られます。
その代表例が反り腰による腰痛です。
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腹筋は「割る」ためではなく「支える」ためにある
腹筋というと、「シットアップ」「腹筋運動」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、スポーツにおいて重要なのは体を動かす腹筋ではなく、支える腹筋です。
学生に多い腹筋の問題点
- 腹筋に力を入れる感覚が分からない
- 体幹トレーニングをしているつもりでも腰が反っている
- お腹ではなく腰や太ももに力が入ってしまう
この状態では、運動中に体幹が安定せず、腰に負担が集中してしまいます。
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反り腰とは?なぜ腰痛につながるのか
反り腰とは、骨盤が前に傾き、腰のカーブ(腰椎前弯)が強くなっている状態です。
一見、姿勢が良さそうに見えるため、本人も周囲も気づきにくいのが特徴です。
反り腰になると起こること
- 腰の筋肉が常に緊張する
- 背骨の一部にストレスが集中する
- 走る・跳ぶ・投げる動作で腰を反らしやすい
特に、ジャンプ動作やダッシュ、スイング動作の多い競技では、反り腰の影響が顕著に出ます。
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なぜ学生アスリートは反り腰になりやすいのか
成長期の体は、骨の成長に筋肉や神経のコントロールが追いついていません。
反り腰を助長する要因
- 身長の急激な伸び
- 太もも・腰の筋肉の硬さ
- 腹筋より背筋が優位
- 練習量の多さによる疲労蓄積
結果として、腹筋が使えない → 腰を反らして動く → 腰痛が出るという悪循環に陥ります。
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反り腰タイプの腰痛に多いサイン
- 立っていると腰が疲れる
- 仰向けで寝ると腰が浮く
- ストレッチをしても腰が楽にならない
- プレー後に腰が重だるい
これらに当てはまる場合、単なる疲労ではなく体の使い方の問題が隠れている可能性があります。
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反り腰痛は「鍛える」より「使い方」を見直す
反り腰の腰痛に対して、やみくもに筋トレを増やすと、かえって症状が悪化することもあります。
重要なポイント
- 腹筋に力を入れる感覚を覚える
- 骨盤の位置を整える
- 腰ではなく体幹で動く意識を持つ
- 疲労を翌日に残さない
正しい体の使い方が身につくことで、腰への負担は大きく減少します。
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学生スポーツの腰痛は早めの対応がカギ
「成長期だから仕方ない」「休めば治る」と我慢してしまうと、 フォームの崩れや慢性腰痛につながることもあります。
学生の体は、正しく整えれば回復力も適応力も非常に高いのが特徴です。
腰痛は、体からの大切なサイン。 見逃さず、早めに向き合うことが、競技力向上とケガ予防につながります。






