鍼灸院TrendBlog
ゴルフ × チキンウイング × 肩・肘
ゴルフスイングにおける代表的なエラーのひとつが「チキンウイング」です。インパクトからフォロースルーにかけて、リードアームの肘が外に張り出す動作は、多くのゴルファーが一度は指摘されたことがあるのではないでしょうか。
チキンウイングは見た目の問題だけでなく、肩や肘への負担と深く関係しています。ゴルフフィットネストレーナーの立場から見ると、フォームの癖というよりも、身体機能の問題として捉える必要があります。
チキンウイングとは何か
チキンウイングとは、インパクト以降でリードアーム(左打ちの場合は左腕)の肘が外側に突き出るような形になる動作を指します。
●よく見られる特徴
- フォロースルーで肘が高く外に張り出す
- インパクトでフェースが安定しない
- 球が捕まらない、方向性がばらつく
- 肩や肘に違和感が出やすい
この動きは、スイング中の力の逃げ道として無意識に現れることが多いのが特徴です。
なぜチキンウイングが起こるのか
チキンウイングの原因として多いのが、肩関節や胸郭の可動域制限です。特にリード側の肩が十分に動かない場合、肘を外に逃がすことでスイングを成立させようとします。
●関係しやすい身体要素
- 肩関節の内旋・外旋可動域不足
- 胸椎(背中)の伸展・回旋制限
- 前腕や肘周囲の筋緊張
これらが組み合わさることで、腕主導のスイングになりやすく、結果として肩肘に負担が集中します。
肩・肘の痛みとの関係
チキンウイングが続くと、肩や肘に繰り返しストレスがかかります。特に多いのが、インパクト付近での急激な減速による負担です。
●起こりやすい不調
- 肩の前側や外側の痛み
- 肘の内側・外側の違和感
- スイング後の張りやだるさ
「フォームが悪いから痛くなる」のではなく、動かしにくい身体を無理に使っている結果として痛みが出ているケースが多く見られます。
フォーム修正より先に整えるべきこと
チキンウイングを直そうとして、肘を締める意識だけを強めると、かえって肩肘を痛める原因になることがあります。
●ゴルフフィットネスの視点
- 肩関節と胸郭の可動性評価
- 力を入れすぎている部位の確認
- 下半身と体幹の連動性
これらを整えることで、腕に頼らないスイングが可能になり、チキンウイングは自然と出にくくなります。
ゴルフを長く楽しむための肩・肘ケア
八千代緑が丘の緑が丘はり灸治療院では、ゴルフフィットネストレーナーの視点から、肩・肘の状態とスイング特性を踏まえた鍼灸とコンディショニングを行っています。
チキンウイングは「癖」ではなく、身体からのサインです。 肩や肘を守りながら、再現性の高いスイングを身につけることが、生涯ゴルフへの第一歩となります。






