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【Column】自分の身体と向き合うブログ

2026-01-27 09:00:00

鍼灸治療 × 大腿四頭筋炎(太もも前の炎症)

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大腿四頭筋炎は、太ももの前側にある大腿四頭筋に炎症が起こり、痛みや張り、動かしづらさを感じる状態です。 ランニングやジャンプ、キック動作を繰り返すスポーツ選手に多く、学生スポーツから社会人・愛好家まで幅広くみられます。

「筋肉の使いすぎ」「年齢のせい」と片付けられがちですが、実際には体の使い方や回復力の低下が大きく関係しています。

 

大腿四頭筋炎とは?なぜ起こるのか

 

大腿四頭筋は、膝を伸ばす・地面を蹴る・ジャンプするなど、スポーツ動作の中心となる筋肉です。

この筋肉に炎症が起こる主な原因は、

  • 繰り返される過負荷
  • 柔軟性の低下
  • 股関節や体幹がうまく使えていない
  • 回復が追いつかない状態

単純な「筋肉疲労」ではなく、動作のクセによる負担の集中が背景にあるケースが多く見られます。

 

● 前ももに頼りすぎる体の使い方

反り腰姿勢や体幹の不安定さがあると、

  • お尻やもも裏が使えない
  • 前もも主導で動く
  • ブレーキ動作が多くなる

結果として、大腿四頭筋に負担が集中し、炎症を起こしやすくなります。

 

大腿四頭筋炎に対する一般的な対処の落とし穴

 

多くの場合、

  • 安静にする
  • 湿布や痛み止め
  • 前もものストレッチ

といった対処が行われます。

これらは一時的な症状緩和にはなりますが、原因そのものにアプローチできていないケースも少なくありません。

そのため、運動を再開すると再発を繰り返すことがあります。

 

鍼灸治療が大腿四頭筋炎に有効な理由

 

鍼灸治療では、痛みが出ている部位だけでなく、負担をかけている原因筋にも注目します。

 

① 深部の筋緊張に直接アプローチできる

大腿四頭筋は層が厚く、表面からのマッサージだけでは緊張が取り切れないことがあります。

鍼灸治療では、深部の緊張ポイント(トリガーポイント)にアプローチすることで、

  • 血流改善
  • 筋の滑走性向上
  • 痛みの軽減

が期待できます。

 

② 炎症を起こしにくい状態へ整える

鍼刺激は、筋肉の過緊張を和らげるだけでなく、回復を促す環境づくりにも役立ちます。

これにより、

  • 疲労の蓄積を防ぐ
  • 再発リスクを下げる
  • 運動後の回復を早める

といった効果が期待できます。

 

③ 体の使い方改善と組み合わせられる

鍼灸治療は「治す」だけでなく、「再発させない体作り」と組み合わせることが重要です。

股関節・体幹・姿勢の評価を行い、

  • 前ももに頼らない動き
  • お尻や体幹を使った動作
  • 競技特性に合わせた負担管理

を整えることで、長期的な改善につながります。

 

早めのケアが競技寿命を守る

 

大腿四頭筋炎は、我慢して続けるほど慢性化しやすく、パフォーマンス低下にも直結します。

「まだ動けるから大丈夫」ではなく、違和感の段階でケアを始めることが重要です。

鍼灸治療と体の使い方の見直しを組み合わせることで、 痛みを繰り返さない、安定したコンディション作りを目指すことができます。