鍼灸院TrendBlog
鍼灸は「痛み止め」に頼らない自然治癒をどうサポートするか
肩こりや腰痛、スポーツによる痛みが出たとき、多くの方がまず「痛み止め」を選択します。確かに薬は即効性があり、つらい症状を一時的に和らげてくれます。しかし、その痛みは本当に「治った」と言えるのでしょうか。
八千代緑が丘の緑が丘はり灸治療院では、痛みを抑え込むのではなく、身体が本来持っている自然治癒力を高める鍼灸治療を大切にしています。
痛み止めの役割と限界
痛み止めは、炎症や痛みの信号を脳に伝えにくくすることで症状を緩和します。急性の強い痛みや、どうしても動かなければならない場面では有効な手段です。
●なぜ痛みが繰り返すのか
- 痛みの原因となる筋肉や関節の状態は変わっていない
- 血流不足や筋緊張が改善されていない
- 動作のクセや身体の使い方がそのまま
その結果、薬の効果が切れると再び痛みが出てしまい、「痛み止めが手放せない状態」になることも少なくありません。
鍼灸が自然治癒力を引き出す理由
鍼灸治療は、痛みを無理に抑え込むのではなく、身体が回復しやすい環境を整える治療です。
●鍼刺激による身体の変化
- 深部筋の緊張がゆるみ、血流が改善する
- 神経の過敏な状態が落ち着く
- 回復に必要な酸素や栄養が行き渡る
これらの作用によって、身体は「自分で治そうとする力」を発揮しやすくなります。東洋医学では、この状態を自然治癒力が高まっていると考えます。
トリガーポイント鍼治療という考え方
当院では、痛みのある場所だけでなく、原因となっている筋肉(トリガーポイント)に注目した鍼治療を行っています。
●トリガーポイントの特徴
- レントゲンやMRIでは異常が出にくい
- 離れた場所に痛みやしびれを出す
- 慢性痛やスポーツ障害の原因になりやすい
このポイントを的確に刺激することで、筋肉の機能が回復し、結果として痛みの軽減・再発予防につながります。
スポーツや日常生活で活きる鍼灸の強み
特にスポーツをされている方にとって、「痛み止めでごまかして動く」ことはパフォーマンス低下やケガの長期化につながる可能性があります。
●鍼灸が選ばれる理由
- 回復を促しながらコンディションを整えられる
- 身体の使い方や負担のかかり方を見直せる
- 長期的にスポーツを続けやすくなる
「治す」と「動ける」を両立するために、鍼灸は非常に相性の良い選択肢です。
痛み止めに頼らない身体づくりへ
痛みは身体からの大切なサインです。その原因に目を向け、正しく整えることで、薬に頼らない生活は十分に目指せます。
八千代緑が丘の緑が丘はり灸治療院では、鍼灸治療に加え、セルフケアや身体の使い方のアドバイスも行い、自然治癒力を活かした健康づくりをサポートしています。
繰り返す痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。




