元メジャーリーガー井口資仁さんの野球教室に救護スタッフとして参加しました
先日、元メジャーリーガーであり、千葉ロッテマリーンズの元監督でもある井口資仁さんによる野球教室に、参加チームの救護スタッフとして参加してきました。今年で2回目の開催となるこの野球教室は、身体障害者野球の選手たちを対象とした特別なイベントです。
井口資仁さんによる野球教室とは
井口さんといえば、日本プロ野球・メジャーリーグで数々の実績を残し、引退後は千葉ロッテマリーンズの監督としても手腕を発揮された方です。その井口さんが「野球を通じて誰もが楽しめる場を」という想いで始めた取り組みが、この野球教室です。
身体障害者野球の選手に向けて行われるこの教室では、技術指導はもちろん、プレーを楽しむことの大切さが強調されていました。
会場の雰囲気と選手たちの笑顔
会場には、身体に障害を持ちながらも野球を愛する選手たちが集まりました。グラウンドに一歩入ると、緊張よりもワクワクした表情が多く見られ、準備運動から活気あふれる雰囲気に包まれていました。
井口さんの指導は、選手一人ひとりに合わせた丁寧なもので、的確なアドバイスに頷きながらプレーする姿がとても印象的でした。
救護スタッフとしての役割
今回、私の役割は救護スタッフとして、選手が安心してプレーできる環境を整えることでした。
野球というスポーツは楽しい反面、ケガや体調不良のリスクも伴います。身体障害を持つ選手の場合、通常以上に配慮が必要になることもあります。
そのため、救急セットや水分補給の配慮、プレー中の様子の見守りなどを徹底しました。幸いケガはなく、選手たちが最後まで笑顔でプレーできたことは何よりでした。途中、スタッフの一人が腰を痛めていたそうですが‥
感じたこと
今回の野球教室を通じて強く感じたのは、「安心してプレーできる環境の大切さ」です。
実績豊富なプロ野球選手から直接指導を受けるという貴重な経験は、選手たちにとってかけがえのない時間になります。しかし、その裏には「安全にプレーできる支え」があるからこそ、全力で野球を楽しめるのだと思いました。
井口さんの真剣で温かい指導と、選手たちの笑顔が交わる瞬間に立ち会えたことは、貴重な経験となりました。
まとめ
井口資仁さんによる身体障害者野球の野球教室は、今年で2回目の開催となりました。今後も活動を続けていくそうです。千葉ドリームスターには、様々な身体の状態の選手が集まっています。中にケガや病気で入院しているときに、チームのことを知り、もう一度野球をしたい!という気持ちでリハビリを頑張れたという選手もいます。野球経験の無い方、スポーツしたいという方も、見学&体験を随時実施していますので、気になる方はお気軽にチームにお問い合わせください😊
今回私は、千葉ドリームスターの一員として参加し、救護準備と練習サポートという経験をさせて頂きました。
今後も、スポーツを愛するすべての人が安全に楽しめる環境づくりに貢献していきたいと思います。
野球が持つ「楽しさ」と「つながり」を再確認できた1日。これからも千葉ドリームスターの活動を通じて、多くの方々にパラスポーツの魅力を届けていきたいと思います。