筋膜性腰痛｜症状・診断・治療｜八千代・船橋｜緑が丘はり灸治療院
いわゆる腰痛の中で、筋・筋膜性腰痛はかなりの割合を占めています。筋膜性腰痛の症状は、運動や動作時の腰痛が主な痛みの状態で、ほとんどの場合安静では痛みが軽くなります。腰や背中、お尻の筋肉が痛みの原因と考えられていて、肩から足までとかなり広い範囲で痛みが起こりえる症状となります
◆原因
筋膜性腰痛の主な原因は、筋肉の疲労や回復不足、不良姿勢からくる筋肉の疲労などが考えられます。
また、ヘルニアや骨粗しょう症、すべり症、脊柱管狭窄症などがもともと持病でもっていて、その影響もあり、筋膜性腰痛が起している例も少なくありません。
◆診断
レントゲンや血液検査ではわからない、いわゆるその他の原因不明腰痛のほとんどが筋膜性腰痛の可能性があります。整形外科に行っても、骨に異常がないと診断され、痛み止めやシップを出されたけど、治りが良くない場合、マッサージに行っても良くならない場合が多いです。
◆治療
筋膜性腰痛は、診断上原因が不明な時につくことが多い病名です。ヘルニアや骨に異常はないんだと頭に入れる程度でいいと思います。
足のしびれや、筋力の低下、坐骨神経痛があれば、MRIなどで詳しく調べる場合もあります。もちろん、筋膜性腰痛の影響で、しびれや坐骨神経痛のような症状が起こっていることもあるので、慎重に判断する必要があります。
筋膜性の腰痛となると、筋肉に対する治療が主体となります。医療マッサージや運動療法、トリガーポイント鍼治療、生活習慣の見直しで、総合的な腰痛改善生活を送ると、効果はグンと感じる方が多く見られます。
痛みがあまりにも続く場合や変化がない場合は、より精密な検査も必要となる場合もあります。痛みが痛みを呼び、別の疾患を生んでしまうことも考えられますので、初期の段階で治療を行うことを強くお勧めします。
